外国人技能実習生の受け入れを検討する企業の方から、よくいただくご質問が「監理団体とは何ですか？」というものです。
監理団体は、技能実習生の受け入れから実習中のフォローまでを一貫して支援する組織であり、企業と実習生の架け橋として大きな役割を担っています。
このページでは、監理団体の仕組みや役割、そして当団体の特徴についてわかりやすくご紹介します。

監理団体とは

外国人技能実習制度における「監理団体」とは、受け入れ企業が適正に技能実習を実施できるよう支援・監督する非営利の組織です。
主に中小企業や個人事業主など、海外との直接的なやり取りが難しい企業に代わって、実習生の受け入れ手続きや生活支援を行います。
監理団体は、法務省・厚生労働省から認可を受けた公益性の高い組織であり、制度に則った正しい運用を行う責任を負っています。

監理団体の主な役割

実習生受け入れのサポート

送り出し機関（現地の提携機関）と連携し、実習生の選抜・書類作成・在留資格の申請などを代行します。
日本語学習や来日前のオリエンテーションも支援し、スムーズに来日できるようサポートします。

実習計画の管理

技能実習制度では、実習ごとに「技能実習計画」を作成・認定を受ける必要があります。
監理団体はこの計画の作成・申請・進捗管理を企業とともに行い、計画どおりの実習が行われているかを定期的に確認します。

生活面・労働環境のフォローアップ

実習生が安心して日本で生活できるよう、住居や生活用品の準備、健康管理、トラブル時の相談対応などを行います。
また、受け入れ企業への定期訪問や面談を通じて、労働環境の改善・指導も行います。

監理団体を通すメリット（企業側の視点から）

手続きの負担を軽減

技能実習制度には、入国手続き・在留資格申請・実習計画認定など、多くの書類業務があります。
監理団体を通すことで、これらの煩雑な行政手続きがスムーズになります。

トラブルを未然に防止

実習生の生活サポートや定期面談を通じて、労働・生活トラブルの早期発見と対応が可能です。
文化や言語の違いによる誤解も、間に入ることで円滑に解決できます。

現地との連携サポート

送り出し機関（フィリピンなどの政府認定機関）との密な連携により、優秀で意欲ある人材を紹介できます。

当団体の特徴 〜フィリピン人技能実習生に特化〜

当組合は、フィリピン人技能実習生の受け入れに特化した監理団体です。
フィリピンは政府主導で海外就労を支援しており、日本で働く若者の意欲が非常に高いのが特徴です。

アットホームな研修体制

当団体では、来日直後の実習生が安心して生活を始められるよう、日本語教育と生活オリエンテーションを少人数で丁寧に行っています。
「家族のようなサポート」をモットーに、実習生一人ひとりの不安を取り除きます。

受け入れ企業との密な連携

企業のニーズを正確に把握し、現場に合った人材をマッチング。
実習中も定期訪問を行い、企業担当者様と連携をとりながらフォローアップを続けます。

トラブル対応・相談体制

実習生・企業双方からの相談を24時間体制で受け付けています。
文化の違いから起こる小さな誤解も丁寧に解消し、双方が安心して関係を築ける環境を整えています。

よくある質問

外国人技能実習生 監理団体のまとめ

外国人技能実習生の受け入れにおいて、監理団体は制度の中核を担う存在です。
法令に基づいた正しいサポートと、実習生の安心できる生活環境づくりが成功の鍵となります。

当団体では、フィリピン人技能実習生に特化したノウハウと、アットホームな支援体制で、企業様と実習生双方が笑顔で実習を続けられる環境づくりを行っています。

フィリピン人技能実習生の受け入れをお考えの企業様は、ぜひお気軽に当組合までご相談ください。